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プロジェクト管理を管理せよ


<<前回の続き>>

 前回まで、ベンダー企業側PMに対する不安とその理由を書いてきましたが、間違いなく多くの場合そうだと思います。いかがでしょうか。

 そしてプロジェクトに問題が起きても、営業担当者の取り次ぎの問題があるのかもしれませんが、ベンダー企業側責任者は実態としてほぼ「放置」状態で、改善に繋がる動きをなかなかしてくれません。

 責任者に悪い報告が全く上がっていないこともあるでしょう。


 責任者自身が、自分が責任者であることを自覚していれば、悪い報告を受けた際には必ず何らかの対応指示を出すでしょうし、フォローをするでしょう。

 ベンダー企業側の責任者は、ユーザー企業の責任者(役員クラス)からクレームや改善要求書等が届かない限り滅多に動きませんし、ほぼ必ず自発的には動きません。例え動いていてもプロジェクトに改善の兆候が見えなければ、動いていないのと同じことです。



 しかし、こうしたベンダー企業側の実態があるにせよ、プロジェクトが失敗すると、責任を問われたり後ろ指を指されたりするのは確実にIT部門等の発注部門です。

 「君たちは何をしていたのか?」「何を管理していたのか?」「任せっきりだったのか?」と責められる訳です。しかし、ご存知のようにプロジェクトの失敗確率は決して低いとは言えませんよね。




 そうならないようにするためには、プロジェクトが例え「請負契約」であっても、絶対にベンダー企業に任せきりではいけません。しっかりとベンダーを管理する必要があるのです。

 そのポイントがベンダー企業側PMの「プロジェクト管理を管理する」ことなのです。







 会社(人)のお金を使うITプロジェクトではなく、自分のお金で家を立てる場合はどうでしょう。同じ請負契約でも、あなたの関心度がかなり違うと思いませんか。







 そもそも相手に対する信頼度も全く異なると思います。あなたの目の前にいるPMを大工の棟梁と同程度に信頼できていますか。

<<次回に続く>>










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