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熱い思いを忘れずに

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今回がKindle本「ITコスト削減超入門」からの引用の最終回です。

 
 このコラムでも何度も書きましたが、IT投資において最も重要なことは、その目的である投資効果を目標値以上に確実に出すことです。

 しかし、その前にプロジェクトとしてのQCDの管理とその成功も強く求められます。  


 例えば製造業の購買部門では材料や原料の調達の際にベンダーごとにQCDの管理を行っています。原材料をより安価に、指定した品質と数量で、期日までに納入されるように管理し、定期的な評価を行い、場合によってはベンダーを指導します。  


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 ところが、IT調達においてはQCDの管理が十分には行われてこなかったどころか、なおざりにされて来たように感じています。    

 その中で、私のKindle本のメインテーマであるITコストについてはどうだったでしょう。

 リーマン・ショック直後3年程度は各社IT部門が中心となってITコスト削減に躍起になっていました。そして明確な効果を出していました。  

 しかし現状はどうでしょう。ITコストを見直し削減しようという強い思いや動きをあまり感じられなくなりました。  




a1180_013919  Kindle本やこのコラムで書いてきましたように、ITコスト、特に「SIコスト」には削減する余地がまだまだあります。私には未だに未踏の地が広大に広がっているように感じられています。    

 私の思いは、IT部門の方にぜひリーマン・ショック直後の熱さを思い出して頂いて、当時ほどではないにせよ、経営にとって無駄なITコストを徹底的に減らし、その費用を戦略的なIT投資等に回すことによって、経営により大きく貢献して頂きたいということです。  


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 無駄なコストを減らすことだけでも間違いなく利益の確保につながります。
そして、それを活用した有効なIT投資は利益の拡大につながります。  

 ですから、IT部門の方々には、こうした経営の視点でのITコスト削減とIT導入をぜひとも実行して頂いたいと願っています。    



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 ぜひ皆さんには、こうした意識をしっかり持って頂いて、国内で導入され運用されているITとそれを支えるIT部門の方々が、他の組織から、そして経営者からも賞賛されるようになって頂きたいと心から願っています。それが私の熱い思いです。        



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