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ベンダー提案会の実施



 これまで15回に分けてAmazon Kindle本「IT調達を成功させるための『RFPの書き方とベンダー選定超入門』」の内容をご紹介してきましたが、今回と次回くらいで終了です。


 プレゼンテーションの当日は、それぞれのベンダーからの説明を受けながらチームで用意した質問の他、そのプレゼンテーションで感じた疑問もベンダーにぶつけます。  

 PM候補の能力を見抜くために、プレゼンはPM候補が行うようRFPで要求しておき、PM候補に対してわざと嫌らしい質問をすることをお勧めします。  



 例えば「提案書の作成も1つの小さなプロジェクトと見なせますが、この提案書は完成度が低いように思います。例えば〇〇〇の記述が変です。気付きませんでしたか?」「このレベルの提案書になってしまったのは何が原因ですか?」等々です。  

 これに対するPM候補の回答をしっかり聞きましょう。  





 もしここで、上司や営業担当者が回答を始めたら「失格」です。


 自分たちで「PM候補は納得できる回答ができないのでしゃべらせたくない」と自白しているようなものですよね。    

 こうした質問に対するに回答をメンバー各自が評価して、比較評価表に点数とその理由を記入していきます。  





 プレゼンテーションの時間は1社あたり1時間半から2時間のところが多いのですが、提案書に書かれていることを改めて聞かせてもらうよりも、質問がしっかり出来るように、全体の時間の三分の二以上を質疑応答(QA)の時間に当てることをお薦めします。  

 1時間半の時間をとっているのであれば最低1時間を、2時間とっているのであれば、1時間半をQAに当てて、より有効な比較評価を行うために聞きたいことをしっかり聞けるよう時間を十分に確保するということです。    




 このベンダー選定の評価でPM候補者の資質と能力の次に気をつけた方が良いのが各社の実績です。  

 特に大手のベンダーの場合には多くの組織と人材がおり、会社の実績と今回の提案で担当することになるかもしれない人材とは異なる可能性が高いのです。  

 すなわち、会社としての実績が豊富でも、今回の体制での実績はゼロかもしれません。  




 ですから、PM候補を含め今回の体制の中にその実績の経験者がいるのかどうかも忘れずに確認しておくべきでしょう。  

 これも「プロジェクト遂行能力」の評価項目の1つです。        








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※Amazon Kindle本「RFPの書き方とベンダー選定超入門」は、