提案内容の評価



 各ベンダーから提案書が届いたら、まず前に書いた評価基準を確認した上で、ベンダー選定チームメンバーそれぞれが提案内容を読み込んで個別に評価します。  

 例えば5点満点で採点する場合には、「5点:非常に優れている」「4点:平均(期待)よりも優れている」「3点:平均的である」「2点:やや劣る」「1点:劣る」「0点:提案がない」としたら良いでしょう。      



 これらの点数は前に簡単に触れた比較評価表に記入しておきますが、あとになって自分でもなぜその点数にしたのか分からなくなってしまうことがあったり、他のメンバーに説明するためにも、その採点理由も比較評価表に記入しておくことをお勧めします。  




 提案書を読みながら、提案書の内容に線を引いたり、色をつけたり、メモを書き込んだりと記録を残しておくようにしましょう。これで個人的な説明責任も果たせるようになります。    





 個人ごとの評価が終わったら、ベンダーからのプレゼンテーションの前までに選定チーム全員で事前評価会議をもって、情報共有をしながらチームとしての採点を行います。  


 メンバーそれぞれの採点や評価の視点も異なるでしょうから、各メンバーが自分の考えを説明し共有して、チームとしての点数を決めます。    



 この会議での、こうした経緯と結果を記録する議事録作成も忘れないようにしましょう。これで、選定チームによる提案書ベースの採点が完了します。    


 完成した比較評価表を眺めると、各ベンダーの総合力や強み弱みだけではなく、疑問点や確認してみたいことも浮かび上がってきます。  



 この会議の場では、こうして浮かび上がった提案書の不明点や疑問点、不安点、要確認事項などをリストアップして、各ベンダーへの質問事項(共通質問、個別質問)を整理しておき、ベンダーのプレゼンテーションの場で確認します。  









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