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RFPの書き方(その1)

 
 前回
は「RFP作成の目的」について書かせて頂きましたが、今回から数回に分けて、それぞれの項目の内容とツボをご紹介します。

 ただ今回は主に目次の例をご紹介しますので、読んでも面白くないかもしれませんが、ご了承下さい。




 RFPの作成にあたっては、過去のRFPの体裁をまねて作成したり流用したりしている企業も見受けられますが、自社版のRFP雛形型を標準として持つことをお勧めします。  

 RFPの目次の例と各項目の簡単な説明を下と次回以降でご紹介しますので、参考にして頂ければと思います。  

1.はじめに

2.本プロジェクトの背景

 2.1 弊社および事業の概要
 2.2 経営環境の変化と弊社の課題

3.本プロジェクトの概要
 3.1 本プロジェクトの経営上の目的と目標効果
 3.2 本プロジェクトの方針
 3.3 本プロジェクトの位置付けと対象範囲
 3.4 本プロジェクト対象業務の概要
 3.5 導入スケジュール
 3.6 他のシステムとの連携概要
 3.7 弊社のプロジェクト体制



4.貴社への依頼事項

 4.1 作業内容と範囲について
 4.2 作業期間、作業場所について
 4.3 開発環境と貸与設備、資料について
 4.4 機密管理について
 4.5 納品物について
 4.6 貴社側プロジェクト管理とリーダーについて
 4.7 費用見積りについて
 4.8 契約内容について 


5.ご提案書に明記頂きたい事項

6.ご提案にあたって

 6.1 ご提案書の形式と部数、提出期日と提出先
 6.2 プレゼンテーション実施のお願い
 6.3 弊社側評価の基準と選定スケジュール
 6.4 弊社への問合せ方法と窓口
 6.5 注意事項

A 要件の詳細
 A.1 機能要件
 A.2 非機能要件
 A.3 その他の要件、留意点
 A.4 その他補足資料


 

1.はじめに


 以下の中などから、ベンダーに伝えるRFP発行の目的として適切なものを一つまたは複数選び、その目的を実現できるシステム構築ベンダーの中から、より優れたシステムをより安価で確実に構築できるベンダーを選択したいといったことを記述します。


 
  • 新規システム構築または再構築を急ぐ
  • システム開発、保守運用コストの低減
  • 業務の生産性向上(効率化、スピードアップ、コスト低減)
  • 競争優位性の獲得
  • 情報のリアルタイム化による意思決定の迅速化
  • 業界標準、世界標準への対応
  • 法制度改正への対応
  • 新しい技術への対応(先進導入) 等
   

2.本プロジェクトの背景

2.1 弊社および事業の概要

 経営理念や会社概要、事業概要などを記述し、ベンダーが対象の事業内容、規模、経緯などを理解し、システム構築、再構築の基本となる考え方を理解できるような情報を提供します。

 投資家向けのIR(Investor Relations)情報等、自社のホームページ掲載内容を紹介しても良いでしょう。
 
  • 経営理念
  • 会社概要
  • 主要事業(業務)
  • 会社沿革
  • 概略組織図
  • グループ会社と提携企業
  • 対象の事業概要
などを記述する。    


2.2 経営環境の変化と弊社の課題

 「はじめに」で記載した依頼の目的や、次項で説明する本プロジェクトの背景、目的をベンダーが理解する上で参考になる、経営環境の変化の状況および、自社、対象事業の課題を具体的に記述します。    


 次回から「3. 本プロジェクトの概要」以降の章の記載内容を順にご紹介します。    



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