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私の最低な上司と最高の上司


 今回はベンダーマネジメントや投資管理の話から離れて、私のサラリーマン時代の経験を書いてみたいと思います。昨日ふと思い出しました。

 
 私が以前勤めていた会社で、絵に描いたような最低な上司(Iさん)の下、最高の上司(Fさん)の下で働いたことがあります。    



 Iさんは、課長への昇格試験を受ける際に、よく業務時間中に近くの区立M図書館に出かけていました。主任であった私には毎回「他から聞かれたら○○に行っていることにしてくれ」と言い残して。  



 そして試験に合格はしたのですが、「この人のために」と思うことは二度とありませんでした。  


 別の年ですが、私が仕えたMさんは、毎月100時間を超える残業をこなしながらも見事課長昇格試験に合格しました。

 私自身も嬉しかったですし、そのあとも尊敬しながら一緒に仕事したことを覚えています。  



Iさんの話に戻ります。  


 ある時、役員への提案を行うことになり、私が考えたA案とIさんが考えたB案を作成し、Iさん同席のもと、私が役員YさんにA案B案の説明をしました。  

 そして、その役員はA案を褒め、A案の採用が決まったのですが、その場でIさんが発した言葉に驚きました。  



 「広川くん、だから私はA案で行くべきだと言ったでしょ」です。  

 このIさん、今ごろどこで何をしているのでしょうか(笑)    




 さて次は最高の上司だったFさんの思い出です。  


 Fさんは何でも私の好きなようにやらせて(任せて)下さいました。「失敗したらオレが責任とるから」とおしゃって。  


 このFさん、うまく行くと私の成果として、すぐに部門長のところに連れて行って褒めて下さいました。  

 失敗すると本当に自分が表に立たれて、自分の管理不足と部門長の叱責を受けていらっしゃいました。  



 Fさんのおかげで、私自身も仕事の仕方を覚え、日本で初の技術サービスの社内導入にも成功し、新聞や雑誌、TVにも取り上げられました。さすがにこの時はFさんに表に出て頂きました(笑)  


 きっとFさんは、私に任せた仕事を少し離れたところから見ていて、危ないなと思った時に上手に助言して下さっていたのだと思います。  


 Fさん、本当に有り難うございました。今でも心から感謝しています。仕事が本当に楽しかったです。
 先日久しぶりにお会いできて、とても嬉しかったです。    




 今でもお付き合い頂いている人事部門出身の先輩Hさんは、よく「会社=上司だからねぇ」とおっしゃっていましたが、「人の上に立つ」方は少しでも参考にして頂ければと思います。
   




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