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「質問力向上超入門」のまとめ


 Amazon Kindle本「質問力向上超入門」の内容を前回までご紹介してきましたが、今回はそのまとめとして「あとがき」をご紹介します。


 これだけを身に付ければ「質問力」を一気に高められるというテクニックはありません。


 仮にそうしたテクニックがあったとしても、相手の返答次第では、それで質問が終わってしまうかもしれません。



 それよりも、質問の目的をしっかり自覚して、どうしても聞き出したい、教えてもらいたいという熱意を持つことの方が遥かに有効です。


 熱意があれば、たとえ聞き方が下手でも必要なことを聞き出すことができるでしょうし、話もつながるでしょう。    



 「質問力」とは聞きたいこと、聞くべきことを会話を通して聞き出すコミュニケーション力、人間力のことなのです。



 コラムのどこかで書きましたが、あなたがヒアリングをされる側だとして、何でも話してあげよう、(聞かれなくても)何でも教えて上げたいと思う相手と、最小限のことしか話したくないような相手もいるでしょう。

 「質問力」の基本はあなたが前者になることなのです。    



 「下地作り」のところでは「信頼関係作り」について書きましたし、「ヒアリングの実施」のところでも、「信頼を獲得する」ことについて書きました。



 それ以外のところでも、ヒアリング相手とヒアリング実施者の関係について書きました。それほど相手に信頼されることが大切であるということです。ぜひご理解下さい。    


 そして、聞き出す話の幅を広げたり、深めたりする力を養うために、日常の情報収集(学習)は欠かせません。


 「こんなことも知らんのか」と思われるのと「よく勉強しているな」と思われるのでは、どちらが聞きたい話を引き出しやすいでしょう。こうしたことでも相手の信頼が変わってきます。    




 そして、相手に関する情報収集も欠かせません。


 例えば好意を寄せる異性がいた場合、相手や相手に関連すること(情報)を一生懸命に知ろうと(収集)しませんか。





 ヒアリングの場合にも、相手への関心の高さ低さが事前に収集する情報に差を付けることになるでしょう。

 収集した情報(点)が多いほど、多くの点と点がつながって線、面を形成します。

 中には間違った情報もあると思いますので、全てを信じる訳にはいきませんが、情報量が多いほど間違いなく精度は高まります。    



 こうすることで、あなたは自信を持ってヒアリングに臨むことができるでしょうし、相手もあなたを「よく勉強している」と認めてくれ、信頼を寄せてくれるでしょう。

ヒアリングそのものも目的以上の効果が期待できるかもしれません。


 ヒアリングが終わった帰り際に「こんど食事でもご一緒しましょうよ」と言って頂けたら最高ですね。    


 コラムをここまで読んで頂き、心から感謝いたします。




 「質問力」というのは「テクニック」ではなく、基本は「人間力」だったのかと気付いて頂けただけで本コラムの目的が果たせます。


 ぜひ皆さんには、特に要求定義や要件定義の場で、この「質問力=人間力」を最大限に発揮して頂きたいと願っています。  




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