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話を深める


 前回
はヒアリングにおける話の聞き方についてご説明しましたが、今回はその話を深めるお話です。

 

 相手の話に関心をもって真剣に聴いていると、もっと聞いてみたい、もっと知りたいと思う部分が出てくるでしょう。  

 そのまま納得できる部分と、自分の考えと異なる話もあるかもしれません。  


 そういう場合には「もう少し具体的にお聞かせ下さい」「もう少しお話をお聞かせ下さい」とお願いします。  



 もし自分の考え方と違うなという場合には、そうお願いすることで、その違いの根本部分が見えてくるでしょう。  

 でも、相手の考え方を否定せず、相手の話を最後まで聞いて、相手の考えを整理しましょう。  


 相手が話をしやすいように、相手の話に合わせて図を描いて見せたり、相手に描き足してもらったりするのも良いと思います。      



 また、「なぜそうしているのでしょうか?」「なぜそうなったのでしょうか?」と上手に「Why?」を使って話を深めるのも有効です。  


 ただ、根本原因を見つけて仕事の改善をする訳ではありませんので、相手を追求するような感じにしないことです。  


 相手にプレッシャーが掛かりすぎると口数が減ってしまうかもしれません。  


 相手と自分の立場を置き換えてみると分かりますよね。笑顔を交えながら上手に「Why?」を使って話を深めて下さい。    




 その問題の重要度や緊急度、放置した場合の影響やその理由も忘れずに確認しておきましょう。
 


 その際に「その他にどんな問題(事象、影響、対策)がありますか?」と聞き足すことで有効な話を聞き出すこともできます。    




 そして、ヒアリングを終了する前に「他に何かお話しされておきたいことはありますか?」と聞くことで、相手の話そうと思っていたけれど話せなかったというストレスを減らすことができますし、相手に良い印象を与えることも可能になるでしょう。  



 最後に「このヒアリングはいかがでしたか?」と感想を聞くのも良いかもしれません。      









 私も若い頃に良くあったのですが、手元の質問一覧に記載されていることを全部聞かなければと思い、せっかく相手が話してくれているのに、次の質問に気を取られてしまって、大切なことを聞き漏らしてしまうことがありました。  



 質問の流れと主な質問内容を事前にしっかり頭に入れておいて、ヒアリング中は相手の話に興味をもって集中して聴きましょう。
     



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