タグ: ,

大切な第一印象(再び)


 さて今回から、ヒアリングそのものの進め方についてご説明します。


 以前同じ「大切な第一印象」というタイトルでコラムを書きましたが、今回は、ヒアリングの場での「大切な第一印象」についてです。      

 まず最初に「チャルディーニの法則」をご紹介しましょう。  




 チャルディーニの法則というのは「人は好意を持っている人からの要請を受けると、積極的に応えようとする」というものです。  

 逆に皆さんは「こんなやつとは口を聞きたくない、何も教えたくない」と感じたことはありませんか。よく人は感情の動物と言われますが、まさにその通りなのです。    





 ではまず、チャルディーニの法則で人はどういう人に好意を感じるかですが、  

 ①外見の良い人

 ②類似性のある人

 ③賞賛してくれる人

 ④コンタクトの多い人

 ⑤共通の好みを持つ人  

なのだそうです。    




 上の①から⑤は大変参考になりますが、その前にまず、ヒアリング相手に会う前に相手の方への興味と関心を持ちましょう。  

 相手の方の経歴や嗜好、人となり等を事前に確認しておくと良いでしょう。そうすることで自然に、上の②や⑤のネタも見つかります。    

 さて、話を①に戻しますが、まず「外見の良い人」です。つまり外見で良い第一印象を与えるということです。  




 そのためには、身だしなみに気をつけましょう。  


 また、絶対に遅刻しない(汗を拭きながら会わない)ことも重要ですよね。  

 特に夏場の汗は清潔感を感じさせません。やはり、早めにお客様の近くのカフェにでも着いて、トイレなどで汗を押させて服装や髪も整えて、時間的にもたっぷり余裕をもってお客様に会うと第一印象がアップすると思いませんか。  


 そして笑顔です。

 前にも書きましたが
第一印象の作り直しはできません。    




 会議室等に案内されたら、私の場合ですが、お客様ご本人が到着するまでカバンなどの荷物やコートを勝手に椅子の上には置きませんし、勝手にハンガーのコートを掛けたりもしません。カバンもコートも床に置いておきます。  

 お客様が部屋に入ってこられたらまず笑顔で挨拶をします。名刺交換もあるでしょう。

 勧められなければ勝手に椅子には座らず、最後に着席します。  

 「どうぞお掛け下さい」と言われてから「有り難うございます」と言って着席しましょう。  

 受付の方に会議室に案内されて「お掛けになってお待ち下さい」と言われることがありますが、私は「有り難うございます」とだけ言って、立ったままお客様をお待ちしています。    




 次に、着席したら自ら場を温める努力をします。  


 常に(自然に出てくる)笑顔で、まずは相手の警戒心を解きます。人前での笑顔が苦手な方は、ぜひ鏡に前で相手がいることを想定して練習しておきましょう。  



 そして、事前に入手した情報(出身地や嗜好の話題)を活用して、アイスブレーキングします。上の②類似性、⑤共通の好みなどがあると話が進めやすくなります。  

 私の名刺の裏には「ニックネーム」「趣味」「好きな食べ物」「好きな飲み物」「誕生日」「血液型」「出身地」などを記載していて、挨拶のときにそれを見て頂いています。  




 そうすると相手から先に「蕎麦がお好きなんですね」とか「アイラ(ウィスキー)がお好きなんですか」と聞いて頂くことが少なくありません。  


 こうした会話を通して、お互いにリラックスして心理的な距離を大きく縮めることができます。    




 また、せっかくのヒアリングで、書き漏らしをしたくありませんので、録音もしたいですよね。  

 この録音の許可を頂くのは、アイスブレーキングのあとにしましょう。私は一度この順番を間違えて、録音を断られてしまったことがありますので(笑)  



※ (株)プラッサムの「人材育成支援サービス」のご案内はこちらです。