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「質問」の作成(前編)


 今回もヒアリングの準備の話ですが、今回と次回でヒアリングする際の質問の準備についてのお話です。

 
 質問は共通の内容を複数の人に聞くこともあるでしょうが、基本的には相手ごとに聞く内容が異なるはずです。

 ですから、基本的にはヒアリング相手ごとに質問事項(概要、中核)を検討し決定することになります。  


 質問内容を検討する際には、ぜひ複数人で一緒に検討しましょう。  





 ヒアリングは一回勝負であり、時間制限もあります。その一回で求める情報を可能な限り聞き出さなければなりませんので、慎重に検討を重ねて適切な質問を作成する必要があります。      


 質問は、プロジェクトの目的と達成目標値、ヒアリングの目的にしっかりと軸足を置いて、問題の本質の発見と解決に高い意欲を持って作成します。


 また、何のためにその相手にその質問をするのか、個々の質問の目的も明確にしておきましょう。  





 そうすると、質問は相手が「Yes」「No」で応えるような質問(クローズド・クエスチョン)ではなく、相手が考えや思いを具体的に説明するようにオープン・クエスチョンになるはずです。      


 次に質問作成の視点を見てみましょう。多くの質問はプロジェクトの目的と達成目標値などを基に、事前に収集した情報を参考に作成されるはずです。  




 下にその掘り下げの例を上げてみます。

 
  • プロジェクトの目的と目標値を達成するための課題は何か
  • その課題を解決するためには何が必要か、いま何を行っているか
  • 事前に収集した情報や聞いた話の内容は事実か、その根拠や具体例があるか
  • 全てでそうなのか、一部での話なのか
  • なぜそうなっているのか、その根本原因は何か、なぜそう考えるのか、根拠はあるのか
  • なぜ今そうしているのか、他に方法はないのか
  • 情報システム利用面での問題を感じていないか
  • その問題は誰の責任なのか、誰が本気で解決すべきなのか、しているのか
  • その影響が他にも出ていないか
  • それを解決しなければ経営上どうなるか(利益にどのような影響があるか)
  • 他にも問題があるのではないか
  • 他の部署、他の地域ではどうか
  • 他に聞いておくべきことはないか
 


<次回に続く>
   



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