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ヒアリングの実施者を決める

 
 前々回
のコラムでヒアリング対象者の決め方をお伝えしましたが、今回は、それらの対象者に対して誰が実際のヒアリングを行うかのお話です。

 
 まずは相手の了解が必要ですが、ヒアリング対象者が決定したら、ヒアリング相手ごとに最適なヒアリング実施者(質問者)を決めなければなりません。  




 要員数的に難しいと言われてしまいそうですが、各ヒアリングは必ず複数人(2〜3名一組)で実施するようにします。  


 できれば、メインとサブ、記録担当(書記)の3名体制が良いと思われます。相手が日本語を使わない場合には、通訳の利用を検討することも必要です。    


 メインとサブを決めておけば、例えばメイン担当がヒアリングを実施している時に、サブ担当は話の整理をしたり、メイン担当の関連質問をしたり、次の質問を考えたりすることが出来ます。  



 ヒアリング相手に失礼にならないように、メイン担当は知識や経験が豊富なメンバーが担当すべきでしょう。
   


 若手育成のつもりで、これを逆にしてしまうと、質問や回答の意味が分からないなど、先方に失礼なだけではなく、聞くべきことが十分に聞けなかったりということが起ってしまいます。  




 そうなると、それぞれのヒアリング結果にも大きな差が出てしまうことになります。若手には、サブ担当として現場で先輩の姿を見て学んでもらいましょう。    


 また、ヒアリング相手の職位に質問者のレベルを合わせることも重要です。  





 
 相手が社長や役員、事業部長等、部長クラス以上の方であれば、質問のメイン担当には部長クラス以上がなるべきでしょう。  


 特に役員クラスは、担当者とは考えている視点や深さが異なりますので、担当者クラスがヒアリングしてしまうと、上辺だけで終わってしまう可能性が高くなりますし、職位の差に圧倒されて突っ込んで聞くべきことを何も聞けないかもしれません。  




 そんなことなどで「君たちは何を考えとるのかね」とヒアリング相手を敵(非協力勢力や抵抗勢力)に回してはなりません。
   



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