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ヒアリングの相手を決める


 前回
はヒアリングのための体制作りについてお話しましたが、今回はヒアリングの相手の決め方についてです。

 
 ヒアリングの対象者を的確に選ぶには、まずステークホルダー(利害関係者)であると思われる人方々を、チームメンバーが協力しあって漏れなく洗い出して整理します。  




 
 そのためには、プロジェクトや導入するITによって影響を受ける組織/個人を漏れなく洗い出します。

 そして逆に、プロジェクトやITに影響を与える組織/個人も漏れなく洗い出しますが、両方とも社外の組織や個人も含まれます。    






 次に、役員も含めヒアリング対象となりうる人が所属する組織(社外を含む)を組織図上でマッピングしてみましょう。  

 そうすると、対象者がいない組織が複数見つかりますが、「この組織に本当にステークホルダーはいないのか」「なぜか」と確認してみましょう。漏れが発見できるかもしれません。    





 ヒアリング対象者になりうるステークホルダーを漏れなく選べたと考えたら、各ステークホルダーのプロジェクトやITに対する、あるいは、プロジェクトやITから受ける影響内容とその度合い、地理的分布(言語、文化、時差等も)を確認して、ヒアリング対象者リストに書き込みましょう。  


 もしその中に抵抗勢力になりそうな対象者がいたら、それが分かるように書き足しておきましょう。        







 ヒアリング対象者リストが完成したら、チームメンバー全員で、そのリスト中の対象者候補を1人ずつ確認して適切なヒアリング相手を選び、なぜその人に決めたのか、なぜ外したのかが明確に答えられるようにしておきましょう。  

 そして、その選んだ相手からどのような情報が得られるか、得たいのかもしっかり記録しておきましょう。        










 ヒアリング相手候補には、正式な依頼書を別途責任者名で出すことを伝え、ヒアリングの目的、概要、方法、おおよその日程、おおよその時間、なぜその人にお願いしたいのかを知らせて、協力の依頼(打診)をします。    


 せっかく選んだ候補者に断られることがないよう、誰から依頼するかも慎重に検討しておきましょう。    







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