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プロジェクトに対するより深い理解(前編)


 Amazon Kindle本「質問力向上超入門」から、プロジェクトの理解に深め方についてです。

 
 RFP(Request for Proposal:提案依頼書)にもプロジェクトの背景や目的が書かれているはずなのですが、ただの飾り程度であることも少なくありません。
 抽象的なことしか書かれていないこともあるでしょう。    




 そのプロジェクトを成功させるには、プロジェクトの目的の根幹にある経営理念や経営方針、経営戦略、中期経営計画等を理解しておくことが必須です。

 プロジェクトの担当の方ですら、それらを正しく理解していないことが少なくありませんので、お客様に差し支えない範囲でしっかり教えてもらっておきましょう。      





 役員会議などに上げたプロ
ジェクト企画書(稟議書)も見せて頂きましょう。これらを見せて頂くハードルはかなり高いのですが、ダメモトでお願いしてみましょう。  

 もしダメでも部分的に見せて頂いたり、要点をしっかりお聞きしましょう。    






 役員を説得する(承認を得る)ために、期待効果が作り上げられてしまっていることもあります。


 具体的にどのようにその目標値を達成しようとしているのか、その目標値は妥当なのかを確認することが可能になります。

 ひょっとしたら根拠のない効果計算が行われているかもしれません。


 役員会議では、投資額の妥当性や投資効果の根拠の確認、反対意見も出ていると考えられます。    



 役員がどのような懸念を抱いているのか、IT部門(CIO:Chief Information Officer)として、どのように回答したのかはプロジェクトを進める上で重要な鍵になります。

 これを教えて頂くこともかなりハードルが高いのですが、これを知っておくことで、より大きな効果のヒアリングを実施することが可能になります。



 そして、プロジェクトの真の目的(社長や役員の期待)を理解しましょう。

 会社のお金(多くは借金)を使う(投資する)プロジェクトには、何らかの利益効果を出す目的があって開始されます。



 ですから、多くのプロジェクトの成果は会社の利益につながらなければなりません。

 RFPにはそうした背景が明確に書かれていないことが少なくないと思いますので、しっかりと聞き出して、その目的をしっかり理解しておく必要があります。


 次回は、プロジェクトの達成目標値と達成期限の確認についてのお話です。



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